おたくのテクノ

ピアノ男(notピアノ弾き)のブログ

pngのアルファチャンネルの2値化(python)その1

Tシャツプリントのデータを入稿する時の話。

印刷方法によっては、アルファチャンネルが含まれている画像を入稿する際に、半透明な部分(不透明度1%〜99%)があると希望通りの仕上がりにならない場合があるGIMPとかだとアルファチャンネルを2階調化できるような機能があるようだが、Photoshopだとピンポイントでそういうのはなさげなので面倒。

Photoshopユーザなので、いちいちGIMPを入れるのも馬鹿らしい。そこで、Pythonとその画像処理ライブラリPIL/Pillowを使ってやる。

ソースは以下

pngのアルファチャンネルを2値化

getpixelすると、当該座標のRGBAがそれぞれ配列に格納される(Aなら4番目)。アルファ値が255未満ならRGBA全部ゼロのpixelに置き換える。それだけ。

単純に半透明なのを全部完全透明にしてるだけなので、アンチエイリアスを消す程度なら構わないが、例えば半透明で塗りつぶされたデザインだとガッツリ消えてマズい。閾値を変えるとかピクセル周辺の状況に合わせてアレするとかする必要がある。がめんどくさいのでその時が来たらやる。

あと、getpixel/putpixelはクソ時間がかかる。その点については高速で置換する方法を載せてる方がいる。

qiita.com

次回はこれを参考にやる。

枯山水とバーチャルリアリティ(05/20日記)

大徳寺に行った。ご家族に連れられて行ったので、どの塔頭に行ったかはあまり覚えてないが、3〜4ぐらいの塔頭を拝観した気がする。

ご本尊やら、建物の構造・建築やら、見所は多い。ただやはり見所は、禅宗特有の枯山水だろう*1

枯山水については何の前提知識もなかったのだが、寺の説明員(と言えばいいの?適切な言葉がわからない)が、大きな石や砂紋がどのような意図で配置されているのかを丁寧に説明いただいたので、「風情があるな」で終わることなく興味深く観ることができた。

塔頭ごとに、枯山水によって表現されている事物が様々あるのがまた面白い。ある塔頭の非常にこじんまりとした枯山水では、水が水面に落ちる様子を石と同心円状の砂紋で表現することで、曹源一滴水*2という禅語を表現していた。ある塔頭枯山水では、まだ入門したてで雑念にまみれた状態から涅槃の境地に達するまでの流れを、石の物量や上流から下流へ向かうような砂の流れで表現していた。

あるいは大海を表した庭園を縁側に座って眺めていると、自分の座っている縁側は大海の岸辺であるかのように錯覚させられる。

ところで、バーチャルリアリティ学会(の舘先生)は、バーチャルリアリティを次のように定義されている。

「みかけや形は原物そのものではないが,本質的あるいは効果としては現実であり原物であること」

(引用元:日本バーチャルリアリティ学会 » バーチャルリアリティとは)

ただただ山に行けば転がってそうな石や砂を、空間配置だけで現実の水滴や川に見せようとする様、それどころか禅の持つ世界観・仏教観に我々を没入させてくれる枯山水。約1000年前から存在する強烈なバーチャルリアリティだと私は捉えている。HMDを用いたバーチャルリアリティが盛り上がっている昨今、確かにHMDバーチャルリアリティ提示装置としては優れているが、たまには古来から存在するバーチャルリアリティも体験してみてほしい。バーチャルリアリティとして見なくても、気持ちが落ち着くとか多分ある。

*1:大徳寺臨済宗

*2:非常にザックリ言えば、たった一滴の水にも大きな可能性があるのだから、たかが一滴だからと粗末にするなよ〜という話らしい

勸世宗親會(Trance Zone Family)や羅雷集團などについて知ってること

勸世宗親會(Trance Zone Family)を知っているか。あるいは勸世寶貝喵喵(Trance Baby Meow)なら日本でも知ってる人はそこそこいるんではないか。ない人はコレ見てください。

youtu.be

僕は中毒性が高い曲だと思っているが、いかがだろうか。この人らが出してる曲やPV、めっちゃ最高で、僕はこのごろ勸世宗親會の作品ばっか聴いてるし、このためだけに独学で中国語も勉強し始めたぐらいだが、いかんせん日本語の情報が少なくて困っている。あるといえば、勸世宗親會(特に勸世美少女娃娃)についてたくさん記事を書いてらっしゃる素晴らしいブログとか、最近出た素晴らしい日本語インタビュー記事とかぐらいだ。

自分が日頃のインターネットダイビング(もはやサーフィンどころじゃないので勝手にそう言ってる)で得た情報を忘れないように、勸世宗親會を中心に、その周辺の羅雷集團という謎集団も含めまとめておこうと思う。

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ピアノ男2018年の振り返り

今のうちに2018年を振り返る

来年もお世話になりました。ピアノ男です。

この記事を書いてるのは2017年なのですが、おそらく2018年を振り返る時期は、私が修論でヒイヒイ言うとる時期だと思うんですね。なので、それを見越して今のうちに2018年に起こる出来事や活動を予想して、今のうちに振り返っておこうと思います。

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ピアノ男2017の活動振り返り

お世話になっております。ピアノ男です。

今年は大学院生になったとかで、ピアノ男としての活動がのろのろペースになって(いつものろのろですが)、あまりイベント等にも出ておりませんでしたが、それでもありがたいことにいくらかイベントに出させてもらったりしてました。今年はちょっと特異な年で、印象に残る案件がいろいろありました。特に、今年は、以下の3つが自分の今後を考えさせられるような案件だったと思います。

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犬を回せる(pythonでsvgにラスタ画像を埋め込む方法)

svgにラスタ画像を埋め込みたい!

 SVGとはベクターイメージ用の形式ですが、時にpngとかのラスターイメージを埋め込みたい場合もあると思います。実際埋め込むことができます。イラレをお使いの奥様方でしたら、ラスターイメージが含まれてようがsvgで書き出しできるっちゅうことはご存知やと思います。

今回は、pythonsvgにラスタ画像を埋め込む方法を書いときます。備忘録ですね。

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僕の自己紹介の一覧(146種類あります!)

僕は自己顕示欲が強い

僕は自己顕示欲が強いです。なので、2年半前からmixiで「自分の名前を含んだ自己紹介・挨拶」をずっとつぶやいています。mixiは過疎だから見る人が非常に限られてる割に、そろそろいい量になってきたので、ここで全部紹介しようと思います。

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