おたくのテクノ

ピアノ男(notピアノ弾き)のブログ

2020のピアノマン振り返り

振り返るシーズンなので、この12ヶ月を振り返る。大変な年でしたが、それでも振り返ることは、大切です。

1月

WWWβにて、我々リョウコ2000のライブ中に迎えた2020年。我々はカウントダウンという器用な真似はできないのでしないでおいたら、フロアの人々が勝手にカウントダウンしといてくれたのを覚えている。

この月、昨年末より二人共に半ば苦しみながら作っていた、リョウコ2000のファーストEP「Parasitic Dominator」がマルチネレコーズよりリリースされた。

maltinerecords.cs8.biz

このリリースによってしっかりガバのイメージがついてしまったが、単にこの時ガバの要素が強く入ったものを作りたかったから作っただけで、常にガバなどの高速ダンスミュージックをやるわけではないことは改めて述べておきたい。勿論、今後ガバを全くやらないというわけでもない。

およそ10年前、マルチネレコーズを一方的に敵とみなす(プロレス)ネットレーベルを運営していた過去から一転、単騎ではないとはいえ、マルチネレコーズに吸収されるとは予想できなかっただろう。ちなみに10年前、別名義で雑に作ったデモをマルチネに送ったが、当然のごとくスルーされている。

リリースと共にMALTINE SEED NIGHTというイベントに出演した時、tomad氏が謎に締めDJをやろうとするも機材トラブルで音がうまく出てなかったので、「Fuck Maltine Records!!!」と叫んでおいた。理由は特に無く、むしろお世話になっているが、Fuck Maltine Recordsという気持ちはとりあえず変わらない。

 

2月

養生テープをTwitter2とみなす芸を覚えたので、養生テープでツイートしていた時期だった。今思えばとんでもなく非効率でアホくさい気がした。

この月はPotluck Lab vol.3にて「ご冗談のような音楽とおふざけテクニック」というテーマで講釈を垂れた。

arimuri.hatenablog.com

積極的にちょけろとは言わないが、皆まじめに音楽と向き合いすぎていてチョケが足りてへんのちゃうか〜と思って、昔から音楽を積極的に不真面目にやっている私が、えらそうに異端の音楽の事やフザけ方を説いたのである。

2020年12月の今、私の講義とは関係なしに、バカみたいな音割れが流行っているが、今私は真面目に音楽と向き合っているし皆も真面目に音楽と向き合ってほしい。過剰な音割れは耳を悪くしてしまいますよ。

3月

あんまり覚えてないけどメンタル的にも大変だったと思うし、親知らず抜歯もしたので大変だったと思う。ちなみにまだ親知らずはヤバいのが2本残っている。親知らずは、やはり基本早く抜いたほうが良い。俺は親知らずのせいで歯並びがまたガタついてきた。。。

4月

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新コウの脅威により外出自粛要請が強まった4月、「危機的状況のライブハウス・クラブへの支援、音楽表現を題材に盛り上がるポジティブな空気を視聴者と共有することを目的としたプロジェクト」として当初始動した、Brainbusterの第1回が配信された。*1

京都メトロでの無観客ライブ収録、「ライブに対してガヤる様子を生配信」というアユ浜崎チームも採用した新様式、ともに新鮮な体験だったと思う。

先行き不安な情勢、安定しない自身のメンタル、その最中でこのような新しいことをやるっちゅうのはとても救われた。

5月

この月は配信の月だった。

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1つ目は個人企画「マイヤヒ専門MEGAMIX」。最大同時視聴者数300人Overとなったこの放送は、世界各国に遍在する恋のマイヤヒカバー・Remixのヤバさを広めたいという純粋な衝動で行われた。

マイヤヒの持ち玉はまだまだあるので、来たるべき時が来たらまた解放しようと思う。

 

2つ目はMusic Unity 2020である。こちらは私の出演中、同時視聴者数7000over。これだけ多くの人々に配信を通して私の真剣なおふざけが知れ渡ったのはとても良いことだ。皆様ありがとうございました。

 

激底辺生主・底辺ラヂヲ配信者をやっていた10年前から経った今、配信でちゃんと自分がおもろいと思うことをやって、それを色んな人が見てくれているというのは本当にありがたい話である。

6月

あんま覚えてへんけど、引っ越しに向けて準備をしていたと思う

7月

引っ越しに向けて色々やっていた、不動産屋の男がどうも癪に障るというか、マジ適当なことばっか言うのでイライラしていたと思う。

あとこの時習っていたインドネシア語の先生の協力を得て、関西の友人達によって運営されている配信スタジオ「トマソンスタジオ」にて、インドネシア語版・恋のマイアヒの謎を解き明かす放送を行った。

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今、諸般の事情により私はインドネシア語をお休みしている状態になってしまっている。忘れてしまわないうちにまた勉強を続けなければ。。。

8月

引っ越しをゆっくりやった。引越し業者からもらった段ボールだけでは結局全然収まらず、両親や有村さんの協力を得た。ありがとうございました。
完全引っ越しの直前にナノボロフェスタ2020に出演、KBSホールにて広末涼子のパネルとともにアンパンマンボンゴを叩くという事を成し遂げた。

9月

仕事を休職しました…。身体だけでなく心も労りましょう。。。

10月

主に療養(心に良い活動)

11月

一つ目は、パソコン音楽クラブ企画「COM_PLEX」への出演。

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やまない新コウの猛襲のさなか、厳格に感染症対策を行った状態で開催されたこの企画。ぶっちゃけ色んな緊張がこの時自分に押し寄せてたので明瞭には覚えてないが、今振り返ると(ポジティブな意味で)イカれてる良いイベントだったと思う。西山くんは「レイヴ・アシッドな楽しい感じでいきたい」と言っていたが、実際そんな感じだった。そんな感じを保ちつつも、こと感染症対策に関しては羽目が外れることのない行儀良さがあったので(ていうかそこは羽目が外れるべきでないと考えている)、不思議な感覚だった。

 

もう一つは、ピアノ男としてライブを始めてから丁度10年である。

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10周年を記念して、私の過去を振り返る配信が行われた。

10年前、なんでこんなライブを始めたのか、そんなことは10年も経っているので覚えていないが、昔から純粋に面白い音楽や動画、コラ画像を作って披露することが好きだったので、純粋な衝動でライブを始めたんだったと思う。

今は色んなしがらみや今後のブランディング(笑)もあり、昔のようにド級のピエロになることはちょっと難しいが、絶対に10年前の純粋で真剣な悪ふざけ衝動を1ピースでも残すという気持ちは大切にし続けたい。

12月

2020年はよく中耳炎や外耳炎になったが、もしかしたら今またなっている気がする。健康には本当に気をつけたい。

1月から復職することになったので、今は毎日DAWを理由もなく開いたり閉じたりゲームをしたり本を読んだりしている。

 

総括

今年一年は今までに比べて世の中的にも個人的にも激動の一年だったので、リリースなんてもはや去年の事のように感じてしまっていた。それでも何故か年末は、今年もあっという間に過ぎたという感情になる。

 

来年の抱負・目標

音の面で言えば、ユーロダンスやドリームトランス、ジャングルなど、今自分が心地良良いと感じている様々なダンスミュージックを吸収して、無重力マッサージのようなハイパーリラックススタイルに落とし込みたい。

 

私生活の面で言えば、昨年はもっと彩りが欲しい(=交際者ができてほしい)と言っていたが、結局今年もできることは無かった。俗称で言う所の「魔法使い」まで残り数年だ。魔法使いになるとかならないとかは正直どうでもいいが、目標を達成できなかったのは残念だ。とはいえ、世情が世情なので仕方ない面もある。

最近は正直そういうのどうでも良くなってきた(というか気にしてる余裕がなくなってきた)ので、とりあえずもう少し健康になることを目標にしたい。最近外に数時間出るだけでめちゃくちゃ疲れる。復職したらじきに体力つくだろうか。

リングフィットアドベンチャーや、散歩を継続することから始めよう。

あとは文章に触れる機会も体感減ったので、もっと読み書きもしていこう。

 

最後に…

Relax your body...

*1:現在は支援要素は薄まり、各地のアーティストのライブにガヤを入れながら楽しむ、対三密式トラックメイカーライブコメンタリー実況生配信プロジェクトとなっている。